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リゾートトラスト系列のザ・トラディションゴルフクラブの名義変更手続きの説明会に行ってきました。実は募集をやっていた関係で工事中は何度もお客さんを案内したことがありますが、開場した後は初めて。

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オープン当初からJ・二クラウスの設計のゴルフ場では国内トップクラスと聞いていたので楽しみにしていました。まずクラブハウスに入ると、その豪華さに驚かされる。フロント、ロッカールーム、レストラン等、全てが統一された、落ち着いた雰囲気だ。練習場を覗くと打席数も長さも十分で、試合球が打てます。

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さて、問題のコースの方だが、典型的なアメリカンスタイルのゴルフ場。各ホール、大きな池とあごの高いバンカーがポイントポイントに配置されていて、グリーンは高低差のあるベントのワングリーン。ラウンドして感じたことは、セカンドショットで直接ピンを狙うと罠が待ち構えていて、ミスをするとすぐにダボになってしまう。逆にボギー狙いで安全なルートで攻めると比較的、安定したスコアで回れると思う。全体的には非常に戦略性の高いコースと感じた。今日一緒にラウンドした若林支配人に聞くと、冬場はそうとうな風が吹くといいます。そうなるといっそう難易度も高くなると思われます。

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レストランでは天丼を食べました。大きな海老と野菜の天ぷらは歯ごたえがあって美味しかった。ラウンド終了後、予定より30分遅れの5時半から夏目常務理事と若林支配人の挨拶で説明会が始まりました。詳細は以下の通り・・・

名義変更解除日 平成17年10月1日

名義変更料(消費税込)
正会員(個人・法人) ¥1,050,000-
平日会員(個人・法人)  ¥525,000-
相続、代行登録料      ¥52,500-
同一法人内変更料      ¥52,500-

年会費(諸費税込)
正会員(法人・個人) ¥29,400-
平日会員(個人・法人)¥14,700-

入会資格

  • 1. 会員の推薦のある方(1名)
  • 2. 会則及び諸規則を承諾し、遵守する方
  • 3. 公序良俗に反する職業でない方
  • 4. 当クラブの会員としてふさわしいと認める方
  • 5. 日本国籍を有する方

その後、会員権業者各社から積極的に質問が寄せられました。質疑応答後、懇親会に移ったが、全員の関心事は、『いったい、いくらの相場が付くか?』。この数年来、この地区でも、いろんなゴルフ場が名変解除をしてきましたが、その多くは民事再生等の法的処置の為、一時的に停止していたのを解除した場合や新規募集する為に停止していたゴルフ場。少なくても過去に相場が立っているゴルフ場です。しかし、ザ・トラディションゴルフクラブは初めての名変解除。同ゴルフは平成10年に株式制で募集を開始している。バブルはとうの昔に終わり、募集時期とうれば非常に厳しい時期でしたが、募集は大成功しました。理由としては、リゾートトラストという会社の信頼性や岡崎インターチェンジから約10分という立地の良さ、近郊に同じようなゴルフ場がなく、愛知県で開発される最後のゴルフ場でトヨタ自動車の奥田会長など中部財界のトップクラスが理事に就任したことなどがあげられます。元々、投資目的で入会した人はほとんどいません。オープン後3年という期間も含めて、他のゴルフ場のように解除直後から売り手が殺到するとは思えません。実際、当社にも買いたいという問合せはあっても、売りたいという問合せは数えるほど。これらの理由で、ある程度の相場は付くと思われますが、実際にいくら?といわれると非常に難しい。ゴルフ場サイドも、『相場は気にするが金額については市場に任せる。』とのこと・・・結局、『蓋を開けて見なければ判らない。』ということで懇親会は終わりました。


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