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先日、京都にいる叔母に「美味しいものを食べさせてあげる」と誘われ、わざわざ京都まで行って来ました。向かった先は、東山にある豊臣秀吉の正室の北政所(ねね)が秀吉の冥福を祈るため建立した「高台寺」近くの「菊乃井本店」。

ネットで調べると・・創業大正元年。15年連続ミシュラン三つ星。日本を代表する老舗料亭など.…なんかスゴイ事ばかり書いてある😅

新幹線と市バスを乗り継ぎ、知恩院と高台寺を参拝した後、予約の12時前に菊乃井本店に到着。緑に囲まれた、いかにも高級そうな店構え。いとこ夫婦を含めて総勢8人が通されたのは和室の個室で、個室ごとに小さな庭園があります。

お料理の方は、食前酒、八寸から始まり、11種の料理か運ばれて来ましたが、一品一品手の込んだ料理が、皆んなが食べ終えた絶妙なタイミングで、料理が運ばれて来ました。

八寸
小鮑・山葵業漬け・占地・唐墨・鴨肝松風・慈姑煎餅・海老共焼き・紅葉烏賊・松葉素麺・粉噴き銀杏

先付
香箱蟹飯蒸し

向付
①明石鯛・まながつお昆布〆・あしらい一式

②鮪 黄身醤油 辛子

煮物椀
土瓶蒸し(鱧・松茸・柚子)

焼物
伊勢海老雲丹焼き

酢物
花甘藍の寄せ蟹・鱒の子 シブレット

強肴
うずら鍋(小蕪・柚子・金時人参・なめこ・無碍の芋・牛蒡(ごぼう)・九条葱)

御飯 松茸御飯
止椀 白菜すり流し・厚揚げ・黒胡椒
香物 柴漬け・白菜漬け・割干し大根・塩昆布

水物 代白柿(ブランデー)

栗羊羹

最後にお抹茶

全部美味しいは当たり前ですが、見た目も楽しめる盛り付け。量もあり、全てが食べ終わったのが、気が付けば2時間半後。(下の写真は食事が終わった後の部屋)

食べきれなかった、松茸御飯は箱詰めにしてくれました。

お料理もお店の雰囲気、女将さんや中居さんの接客も素晴らしく、とにかくスゴイお店でした。

さて、叔母が支払った8人のお会計は?
…ビックリするような金額。お値段も超一流でした。😅

宿泊した「普賢院」で、翌朝6時半から、朝のお勤めと義母の法要を行いました。朝のお勤めは他の宿泊客も参加します。前日は気づかなかったのですが、ナイトツアーと同じく、参加者約30人の内、半数以上が外国の人達でした。

その後、朝食はこんな感じ ↓
釜戸で炊いたご飯が本当に美味しい。精進料理ばっか食べてたらすぐに痩せそう・・

その後、昨夜行った奥之院に・・早朝の奥之院は昨夜と全く違った風景。歴史上有名な人や戦国時代の武将の供養塔が約20万基あり、有名どころでは、織田信長、豊臣家、徳川家、石田三成、春日局、浅野内匠頭、市川団十郎等々・・

また、日本を代表する企業の供養塔や関東大震災や阪神大震災、東日本大震災などの被災者の方々の供養塔もあります。

前夜、ナイトクルーズで教えてもらった、川中島で何度も戦った、武田信玄と上杉謙信の墓標は、参道を挟んだ近くにありますが、一説には亡くなった後は仲良くなった?それとも亡くなった後も戦っている?とも言われているそうです。

高野山の墓石は五輪搭と呼ばれ、上から空、風、火、水、地を表すそうです。中でも、明智光秀の墓標は水を表す丸い墓石が何度も割れるそうです。これは本能寺の変で焼死した織田信長の怨念だと伝えられているそうです。確かに割れてた・・

その他に高野山には、その他にたくさんの言い伝えがあり、それを確認しながら歩くと面白いかもしれません。

伊賀市の「田楽座わかや」で昼食を食べて、和歌山県の高野山に向かいました。西名阪道の上野ICから、郡山下ツ道JCTで京奈和自動車道に入り、京奈和自動車道が途切れている為、橿原バイバスを走り、また京奈和自動車道に入って、紀北かつらぎICを出て、国道24号線の山道をひたすら走って、標高1,000メートルにある高野山に到着。昼食時間を引いて計算してみると、名古屋から3時間半掛かりました・・

先に、この日泊まる宿坊の普賢院に荷物を置き、お隣りの「金剛峯寺」「壇上伽藍」「金堂」に行ってきました。

嫁さんの母方の檀那寺である「普賢院」に分骨をお願いします。松尾芭蕉など俳人が訪れたお寺だそうです。

お寺の宿坊はこんな感じです。

夕食の精進料理・・当然、肉、魚、卵等はありません。野菜と豆腐だけ。
ご飯はお代わり自由です。

夕食後、明智光秀の菩提寺である恵光院の奥之院ナイトツアーに子供達を連れて参加。

このナイトツアーは、7対3の割合で外国人が多く、そのほとんどが欧米系の国のグループ。日本語と英語のグループに分かれて、奥之院の参道入口で最初に渡る「一の橋」から、一番奥の、弘法大師空海が今も生き、瞑想を続けていると信じられる「御廟」までの約1.9キロを1時間20分かけて歩きます。

夜の奥之院をガイドの僧侶さんが、各所で弘法大師の逸話や奥之院に伝わる伝説を説明してくれました。説明も分かりやすく、質問にも丁寧に答えてくれました。初めて参加の子供達は興味深く聞いていました。

6月に亡くなった義母の分骨に、義妹家族と9人で和歌山県の高野山に行ってきました。途中に寄ったのが、伊賀市の「田楽座わかや」。

創業200年の老舗で、建物も趣きがあり、駐車場も広くて、入り易いけど、人気店なので予約した方がいいと口コミに書いてあったので、お昼少し前に予約して行ってきました。

炭火で焼く豆腐田楽の香ばしい匂いが、店内に広がります。

お昼のAセットは、とうふ田楽、野菜の煮物、おからの炊きたん、ご飯、お吸い物で1800円。

豆腐田楽は、串から抜いて、ご飯🍚に乗せて食べます。意外と薄味で食べやすい。

その他に単品で生湯葉の刺身

揚げ出し豆腐

豆腐ハンバーグ、

注文しすぎた・・お腹いっぱいです。

甲子園から叔母の家に戻り、すぐに名古屋に帰ろうとしたのですが、名神高速が京都付近から大渋滞・・ちっとも動かない。急遽、瀬田東で降りて石山寺に行ってきました。

現在、放送中の大河ドラマ「光る君へ」の主人公紫式部が源氏物語を書き始めたのが石山寺。
大河ドラマのご当地には必ずある関連展示。気温38℃もあってめちゃくちゃ暑いのに、観光客で賑わっていました。

こちらにも大河ドラマ館がありました。吉高由里子、柄本 佑、ファーストサマーウイカ、高畑充希等の出演者のサインが飾ってありました。今回はとにかく暑いので、一番奥の光堂まで行く気力はなく、本堂に参拝し、御朱印を頂いてお寺を出ました。

帰りに石山寺の門前にある「ISHIYAMADERA Cafe」に観光客が並んでいたので行ってみました。

一階の芋屋十三で「搾りたてお芋のモンブラン」をテイクアウトして、2階のカフェに・・

カフェでは、嫁さんは地ビール、自分はブルーベリーのかき氷を注文。
ようやく、生き返りました・・

今年のお盆は、法事が重なり何処にも遊びに行けなかった・・唯一行ったのが大阪の法事の際、たまたま時間が合った、地元の中京大中京の試合を観に甲子園に行って来ました。

初戦の宮崎商業戦に勝ってすぐに、ネットで予約を入れたのですが、外野席以外は全部売り切れ・・仕方がないので中京側のライトスタンドに席を取りました。

大阪の叔母の家を6時に出発。JR東西線で北新地駅に行き、歩いて阪神梅田駅経由で7時前に甲子園に到着。7時開門と同時に入場。朝食は甲子園名物のカレーを食べました。

試合の方は2点先制するも、6回に逆転され、9回表にホームランを打たれ、裏に1点返すも、神村学園に4対3で惜敗・・

敗因は??
中京大中京は、チャンスにドラゴンズのチャンステーマを演奏するのですが、バンテリンドームで聴き慣れた曲が流れると、点が取れる気がしない・・と周りの人達が言ってました。(^^;

球場を出て、すぐ横の甲子園素盞嗚神社に参拝。
御朱印はたくさん並んでいたのでパス。

阪神梅田駅のミックスジュースを飲んで叔母の家に帰りました。

今年のGWは仕事や用事があって、中日クラウンズに行けなかった・・大阪の親戚に行った帰りに、4年ぶりに滋賀県の比叡山延暦寺に行ってきました。前回は雨の中、時間もなかったので、東塔の大改修中の根本中堂だけを見て帰って来ました。

今回は比叡山の山内に点在する、東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の三塔をまわれました。まずは本尊が大日如来の大講堂に行きました。次は、すぐそばにある延暦寺の総本堂である根本中堂に・・

国宝の根本中堂は、約五十億円の浄財を投じて、平成28年から約10年を掛けての大改修を行っています。その為、今は外から見るとこんな感じ ↓

改修の様子は中に入って見ることが出来ます。ごらんのように、GWとあって、多くの人が見学していました。

東塔の法華総持院東塔、文殊楼、萬拝堂、大黒堂をぐるっとまわって、車ですぐ近くの西塔に向かいました。西塔には常行堂・法華堂(にない堂)があり、この両堂をつなぐ廊下は、弁慶が担いだといわれ、「弁慶のにない堂」と呼ばれているそうです。

西塔の本堂である釈迦堂(転法輪堂)。延暦寺に現存する建築中最古のもので、秀吉が文禄四年(1595年)に三井寺の園城寺の金堂を移築したものです。

最後は西塔から少し離れた横川。横川の本堂である横川中堂は、舞台造りで船が浮かんでいる姿に見えるのが特徴で、現在の建物は昭和46年に再興されたものです。

最後の元三大師堂はおみくじ発祥の地とされています。おみくじは、元三大師が考案したと言われており、角大師(つのだいし)の護符を授与しており、厄除け・魔除けの護符となっています。

御朱印12枚にお守り2個を貰ったら、全部で8000円・・
根本中堂の改修費の足しになればいいけど・・

北海道最終日・・帰りの飛行機は新千歳空港18:00発なので丸一日あります。

小樽駅の隣りの三角市場にある「滝波商店」。前日にも来たのですが、あまりの行列で諦めて、朝一番に出直しました。

三角市場には、他にもお店があるのですが、このお店だけ行列が・・同じ市場のお店で、こんなに差があるのが不思議・・

前日にカードを頂き、それを出すと焼き魚(鮭)のサービスがありました。しばらくしで丼が到着。

自分はわがまま丼の4品普通で、本マグロ、サーモン、ボタンエビに、季節のネタのタコ。嫁さんは3品小サイズのカニ、イクラに生ウニ(+330円)。

小樽の新鮮なネタがテンコ盛りだけど、丼は普通サイズでも意外と小さい??小サイズに至ってはお茶碗くらい?ところが、丼の中は酢飯がびっしりと詰まっていて、見た目以上にお腹いっぱいになりました。

その後は、バスで余市町のニッカウヰスキー 余市蒸溜所に行ってみました・・朝ドラの「マッサン」の舞台になった所。

ニッカウィスキーの「余市」「竹鶴」「ブラックニッカ」「フロム・ザ・バレル」の4ブランドを紹介するコーナーや、朝ドラの主人公のモデルになった、創業者ご夫妻の資料が展示してあるミュージアムを見学。ディスティラリーショップでお土産のウィスキーを購入・・郵送料がバカ高く、日にちも掛かるというから、リュックに背負って持って行きました。ウィスキーってボトルが重いのね・・

その後、バスで小樽に戻って、境町本通りでお土産探し。境町本通りって、女性の方には観るところが多くて楽しいかもしれないけど、正直、小物や雑貨、ガラス製品に興味のない男にとっては、長時間いるのはしんどい所。しかも、前日にも増して、周りは韓国の観光客だらけ・・北海道というのに暑いし・・本当に預かって欲しかった。

とにかく、居場所がないので、LeTAOのショップで800円もするフレーズを、韓国の奥様達に並んで食べて時間を潰してました。

そして、夕方早めに新千歳空港に・・空港でもお土産を買ったのですが、どこも人がいっぱい・・買い物するだけでなんだか疲れた。でも、北海道は何でも美味しかったので、やっぱり来て良かった。小田和正さんに感謝です。

青の洞窟の後は、小樽と言えばお寿司を食べないと・・とりあえず、寿司屋通りを歩くも、ちょうど昼の休憩時間だったり、予約でいっぱい。唯一、回転ずしの「和楽」がそんなに待たなくても良かったのでココにしました。

回転ずしと言っても、普段食べてる100円寿司とは全然ちがう。ネタも大きくて、あまり舌の肥えていない自分には十分の美味しさでした。

その後、境町本通りをブラブラ・・平日というのに観光客でいっぱい。ほとんどが外国からの観光客です。札幌はサッポロビール園以外は、中国系の人が多かったのですが、小樽は韓国の人が圧倒的に多かったように思います。

六花亭やルタオ本店でお土産を買って、郵送してもらいましたが、小樽から名古屋まで5日も掛かり、郵送料も結構高かった・・

夜はホテル近くの小樽ビール醸造所 小樽倉庫No.1
ドイツビールとドイツ料理のビアパブで、電話で予約を入れたのですが、予約枠はいっぱいだったので、20時前に直接お店に行ってみました。これが、ギリギリセーフで自分達の次に来た人達は、入店できませんでした。

時間つぶしにビール工房を見学しながら待ってると、30分程で席に座れました。店内は中央にビール窯があり、木に囲まれた内装で雰囲気がいい。ドイツビールって、飲んだことないけど、意外と癖がなくて飲みやすい。料理の方もドイツ料理と小樽の海鮮料理ががあって美味しかった。

北海道3日目は、早朝からホテルの近くの北海道大学に行ってみました。広々としたキャンパスにはランニングやウォーキングをしている近所の人が何人もいました。

実は前日も行ったのですが、ポプラ並木とイチョウ並木を間違えてたのに気づいて再訪・・北大のシンボルのポプラ並木は平成16年の台風18号で、51本のうち19本が根本から折れ、8本が幹だけを残し、傾いたそうです。いまはこんな感じ ↓

そして、札幌駅から快速に乗って35分の小樽に移動しました。駅の隣の三角市場の滝波商店を覗くと、すでに行列・・店員さんに聞くと、朝の7時から7時半頃までに並ぶと比較的待たなくてもいいかも?というので翌日に変更。

すぐそばの龍宮神社に参拝。榎本武揚が建立した神社で、銅像もありました。その後、運河沿いのホテルにキャリーバックを置き、一番楽しみにしていた「青の洞窟クルーズ」に行きました。

最初は、40分1,800円の小樽運河クルーズと80分6,000円の青の洞窟クルーズで迷いました。でも、めったに来れる所ではないので、こちらにしました。

この10人乗りのパワーボートで小樽港を出て、断崖絶壁の海岸線を観ながら、約12キロ先の青の洞窟まで行きます。

時速45キロぐらいと聞きましたが、体感ではもっと速く感じます。この日の波は穏やかな方で揺れもそんなに感じません。波しぶきもほとんど掛かりませんでした。

途中、各ポイントでガイドの人が楽しく説明してくれます。季節によっては、イルカやトドやクジラが現れるそうです。いまの時期は残念・・

いよいよ、青の洞窟に到着。混んでるときは、入り口付近でボートの渋滞が出来るそうですが、この時はうちのボートの他に2艇だけでした。出航前にこの日は海が濁って、綺麗に見えないかも?と係りの人に聞いていましたが、綺麗なブルーを拝められました。

帰りはカモメがいるポイントで、カモメと並走してエサやりも体験できたし、最初6,000円⁇と思いましたが、6,000円の価値は十分でした。