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小豆島の真ん中にある「寒霞渓」。
範囲は東西7キロメートル、南北4キロメートルに及ぶ大渓谷。ロープーウェイというと、下から上に行く感じなんだけど、こちらは先に山頂駅に車で行って、ロープーウェイで下って上ります。

山頂駅からこううん駅まで約5分。この日は往復ガラガラで貸し切りでした。(^^;
料金が往復で大人1,890円(税込)紅葉の時は凄い景色が見れると思うのですが、この金額はちょっと高いような気がします。

山頂駅から見た渓谷と瀬戸内海。

「寒霞渓」ではロープーウェイに乗っても、滞在時間1時間もいなかった。この時点でまだ14時半。ナビで確認すると島の外れの岬にある「二十四の瞳映画村」まで40分。閉村時間が17時なので、急遽行くことに・・

映画「二十四の瞳」は高峰秀子主演で昭和29年の公開。島の岬の分教場に赴任した、高峰秀子演じる新任の大石先生と12人の生徒との交流と戦争後の悲劇を描いた作品。

昭和29年の「キネマ旬報ベスト・テン」では、黒澤明監督の「七人の侍」(3位)を上回る、第1位に選ばれた、日本映画代表する名作。

とは言っても、70年前の映画で、その後、リメイクされたり、何度もテレビドラマ化されましたが、それでも、その映画村ってどーなんだろ?と思いながら来ました。

ところが思った以上にいい所。リメイク映画やテレビドラマで撮影されたセットがそのままにあり、先日、NHKBSで放送されたドラマもここで撮影されたそうです。

村内では昭和29年度版の映画が無料上映されており、時間があれば観てみたかった・・

こういう風景は人工的には作れないですよ・・

これにて、小豆島観光終了・・

翌朝・・7時半にホテルを出て、高松港のフェリー乗り場に行き、高松港8:02発、小豆島土庄港9:02着のフェリーに乗ります。

フェリーから見た高松港・・フェリーって意外とゆっくりなんですね。
香川県には何度も来てますが、小豆島は初めて。調べてみると島の南側に観光スポットが距離が10キロ~20キロに点在し、北側に何もないみたい。とにかく、この日1日でどれだけ周れるでしょうか???

1時間で土庄港に到着。まず向かったのが「小豆島オリーブ公園」。
小豆島の名産といえば、素麺とオリーブオイルと醤油。ここでお土産にオリーブオイルを大量買い。

ここは、映画「魔女の宅急便」のロケ地。キキ役の小芝風花ちゃんが、空を飛んだホウキが無料で貸し出されています。

この風車と瀬戸内海をバックに何人もの人が撮影してました。

次はマルキン醤油記念館。すぐ横の売店でいろんなタイプの醤油を買いました。

記念館の方は400円の入場料を払い、あとは勝手に見て行って!という感じ・・(^^;
実はオリーブ公園も醤油記念館も、そんなに人がいなかったりして・・

一番混んでいたのはこちらの「こまめ食堂」
島の中心の山の中にポツンとある食堂です。ネットで人気の食堂ということで、朝9時に小豆島に着いた時に予約を入れました。周りは目の前に棚田が広ひろがるだけで、他には何もない小さな食堂ですが、続々と車が来ます。※駐車場は近くの小学校の跡地

あっという間にこんな状態 ↓

メニューはこれだけ。

ほとんどの人が、棚田のおにぎり定食かそうめん定食を注文します。うちは全員、そうめん定食。

生素麺はコシがあり、これまで食べてきた素麺と別物で美味しい。おにぎりは、棚田米をふんわり握る塩むすび。二度素揚げした魚は小骨まで食べれます。ここは行って正解です。

昼食込みの三ヶ所まわって、まだ13時。小豆島、信号も車も少ないので、距離があってもスムーズに回れます。すぐさま、車を走らせエンジェルロードに・・こちらは滞在時間15分で済みました。

まだ続く・・