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宿泊した「普賢院」で、翌朝6時半から、朝のお勤めと義母の法要を行いました。朝のお勤めは他の宿泊客も参加します。前日は気づかなかったのですが、ナイトツアーと同じく、参加者約30人の内、半数以上が外国の人達でした。

その後、朝食はこんな感じ ↓
釜戸で炊いたご飯が本当に美味しい。精進料理ばっか食べてたらすぐに痩せそう・・

その後、昨夜行った奥之院に・・早朝の奥之院は昨夜と全く違った風景。歴史上有名な人や戦国時代の武将の供養塔が約20万基あり、有名どころでは、織田信長、豊臣家、徳川家、石田三成、春日局、浅野内匠頭、市川団十郎等々・・

また、日本を代表する企業の供養塔や関東大震災や阪神大震災、東日本大震災などの被災者の方々の供養塔もあります。

前夜、ナイトクルーズで教えてもらった、川中島で何度も戦った、武田信玄と上杉謙信の墓標は、参道を挟んだ近くにありますが、一説には亡くなった後は仲良くなった?それとも亡くなった後も戦っている?とも言われているそうです。

高野山の墓石は五輪搭と呼ばれ、上から空、風、火、水、地を表すそうです。中でも、明智光秀の墓標は水を表す丸い墓石が何度も割れるそうです。これは本能寺の変で焼死した織田信長の怨念だと伝えられているそうです。確かに割れてた・・

その他に高野山には、その他にたくさんの言い伝えがあり、それを確認しながら歩くと面白いかもしれません。

翌朝は、6時半から朝のお勤めに参加して、義弟の法事を行い、朝食を食べて、奥之院に・・世界遺産高野山の聖地。奥之院の入り口の一の橋。弘法大師が送り迎えしてくれると言われ、一礼して渡ります。

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弘法大師の御廟がある奥之院までの2キロの参道脇は、杉の大木と20万基の墓石、慰霊碑、供養塔が建てられています。

20191020084855_p戦国時代の武将や歴史上の人物のお墓が、敵味方関係なくありました。

大河ドラマの主人公がズラリ。
武田信玄・勝頼(左が信玄で右が勝頼)

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豊臣家墓所
豊臣秀吉、秀長などの豊臣家一族のお墓

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伊達政宗は変わった形

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織田信長は意外と小さい・・

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来年の大河ドラマの主人公明智光秀

20191020095757_p一番奥の護摩堂を超えると御廟橋、その向こうに燈籠堂と御廟があり、橋の手前から撮影禁止。

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燈籠堂は1000年もの間燃えている、「消えずの火」があり、御廟は弘法大師が現在も禅定を続けているとされています。毎日5:30と10:30に食事を持っていくそうです。

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たまたま1週間の間に、日本の聖地と言われる、伊勢神宮と高野山に行くことが出来ました。伊勢神宮には何度も行っていますが、毎回宇治橋を渡ると、ちょっと違う雰囲気を感じますよね。高野山奥之院も一の橋を渡ると、同じような感じになりました。

伊勢神宮の後は高野山・・奥さんの母方の実家の菩提寺がありまして、義弟の法要と永代供養の手続き行ってきました。義母が足が悪い為、車で寄り道しながら4時間半掛かりました・・(;^_^A

荷物を宿坊に置いて、まずは真言宗の総本山金剛峯寺に・・
主殿の各部屋のふすまには、襖絵がほどこされており美術館のよう。

20191019153015_p境内にある蟠龍庭(ばんりゅうてい)・・国内最大級の石庭だそうです。紅葉には少し早かったみたい。

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外に出ると周りは凄い霧と雨・・

「壇上伽藍・中門」は819年(弘仁10年)に作られ、その後、1843年の焼失から「中門跡地」として残り、2014年(平成26年)に173年ぶりに再建されたそうです。これ、1本の釘も使ってないそうです。裏面表面の両脇の間口に安置されるのが有名な四天王像。

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壇上伽藍「金堂(こんどう)」高野山の重要な行事をこちらで執り行われているそうです。819年(弘仁10年)に創建され、何度も焼失。現在8代目だそうです。

高野山には、ガイドさんが色んな所に居て、観光客に説明していますので、勝手に聞こえてしまいます。<(_ _)>

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宿坊の夕食は精進料理。当然、野菜ばっかりなんで、何品か増やしてもらいました。女性陣はこれで十分だそうです。(^ ^ゞ

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夜は、宿坊の人に勧められた、「奥之院ナイトツアー」に参加。集合場所の恵光院に行くと、すでに大勢の人が・・80人ぐらい??そのうち、半分が外国の人達。若いお坊さん、流暢な英語で説明してました。

20191019190940_p 20191019190423_p奥之院の入り口から、2キロ先の弘法大師空海さまが居る「御廟」までを、案内人が高野山や弘法大師にまつわる話を聞きながら歩いていきます。周りは真っ暗闇・・両端の灯篭の小さな明かりと案内人が持つペンライトのみ・・

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こんな幻想的な光景は初めて。ただ・・2キロの間、20万にも及ぶ、墓標やお墓がほとんど見えません。(^ ^ゞ

翌日、もう一度来ることにしました。